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結婚式のスピーチ 応用編

2015年01月30日(金)

結婚式のスピーチ 応用編

新郎・新婦とどんな関係にあるかによって、好ましいスピーチ内容には違いがあります。それぞれの立場によって押さえておきたいポイントを参考にしてみてください。

その1:これで完璧!応用スピーチ「職場の後輩」編

職場の後輩としての立場から、先輩に対してお祝いのスピーチを行う時には、いつもお世話になっているということや、頼れる存在であるといった表現で、先輩の事を褒め称えるところから押さえておきましょう。もちろん、過剰になりすぎないよう、さりげなく感謝の意を表す形で、人柄などを伝えます。

職場関係の人間として、仕事の内容に絡めた内容を用いることでひと味違ったスピーチを作成することもできます。具体的な事例を挙げて、そこからたとえ話に持っていくなど、色々な構成を考えることができますね。もちろん、あまり奇をてらった構成にせず、素直に感謝の気持ちとお祝いを述べるのもオススメですが、できれば自分にしかできないスピーチを考えてみてください。

注意すべきポイントとしては、先輩の配偶者に対しての語りかけ部分も必ず作るという点です。今後の付き合いについてよろしくお願いしたり、先輩から耳にした配偶者の自慢話などを織り込むようにして、一方だけの話題で終わらないように気をつけて下さいね。

その2:これで完璧!応用スピーチ2「学生時代の友人」編

学生時代の友人の立場でのスピーチでは、近年の付き合いが密接でないことも少なくありません。そのため、選ぶエピソードはやや古いものとなりますが、昔話だけにならないように今に繋げる展開を構成しましょう。

新郎・新婦どちらかの友人である場合は、学生時代の評判や人柄を知ることのできる楽しいエピソードを使って、友人の配偶者に語りかける形でのスピーチもオススメです。クラブやサークルでの活動内容、勉強についての話題など、特徴のあるネタを繰り込むのことができるのも、学生時代の友人ならではの利点ですね。

ただし、あまり極端な失敗談などは人によって受け取り方が違ってくるものですから、避けるように心掛けておきましょう。いたずらに関係する話題も同様で、あくまでも「よい方向」にしか受け取られないエピソードを探してみてください。

新郎新婦両方の友人であるなら、二人に共通する話題や、学生時代からカップルだったならば当時からの仲の良さなどについて、新郎新婦ではなく会場の招待客に対して、「ほほえましいエピソード」を紹介する形をとってみてはいかがでしょうか?

その3:これで完璧!応用スピーチ3「地元の友人、幼馴染」編

子供時代からの付き合いがある立場で採り入れたいのは、最近の話題ではなくちょっと昔のエピソードとなります。間断なくずっと付き合いが続いていたとしても、自分だけの知っている子供時代の新郎新婦の姿について、周囲の人に向けて、あるいは友人の配偶者に対して語りかける形でスピーチを行うのがオススメです。

友人本人に向けて思い出話を語るスタイルでは、ほほえましさやしみじみとした印象を与える構成を意識してみてください。友人の両親とも親交がある場合にはそのエピソードを採り入れたり、途中で語りかける対象のひとりとするのも良いでしょう。

知り合った時のエピソードや、共通の趣味、助けてもらった出来事などをテーマに据えて、友人の人柄や優しさを印象付けるように進めてみてください。締めには、今後の付き合いを友人および友人の配偶者にお願いすると共に、招待されたことへのお礼とお祝いの言葉を言い添えます。

3つの立場からのスピーチ応用方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
どの立ち位置からであっても、昔の異性関係に関しては一切触れないように心掛ける事を忘れずに、最適なお祝いのスピーチとなるよう考えてみてくださいね。

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