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両親 挨拶 お礼状の書き方

2015年01月30日(金)

相手の両親へお礼状の書き方

相手の両親へ結婚の挨拶はとても緊張が伴うものです。自分が考えていた言葉が緊張の余り出て来ず、思ったことの半分も伝えられなかったということもあります。そこで上手く話せなかったことも含め、相手の両親に対してお礼の言葉を綴った挨拶文やお礼状の書き方についていくつか文例を挙げたいと思いますので、参考にしていただけたら幸いです。

しっかりと形式にこだわり、誠実さを印象付ける文例

やはりここは結婚という大事な話に対してのお礼状になるので、形式的にちゃんとしたものを書くようにしたいものです。

謹啓 
先日はご多用にも関わらず、私たちのために貴重な時間をいただき、誠にありがとうございました。
また、当日はご自宅にお伺いさせていただき、ご両親の温かいおもてなし、さらに馳走までいただき、お礼申し上げます。

緊張の余り、十分なお話ができなかったこともあり、このようなお礼状として言葉を述べさせていただきたいと存じます。

今回○○さんとの結婚に際しまして了承をしていただき、嬉しさがこみ上げてくるとともに感謝の念で一杯です。
お二人の貴重なお話とアドバイスをいただき、これから○○さんとの新しい家庭を築く上でのよき先輩として大変参考にさせて頂きたく思っております。

私はまだ未熟者であり、教えてもらう点が多々あるかと思いますが、これからもどうかよろしくお願い申し上げます。

末筆ではございますが、お父様お母様のこれからのご健康とご多幸をお祈りし、お礼の言葉といたします。
ありがとうございました。
                                                敬白

相手の両親が堅苦しいのを嫌う方なら、親しみを込めて

お礼の文は相手によってその書き方を変える必要があります。どうしても堅苦しいのを敬遠される両親なら、親しみを込めた御礼文を書くようにしましょう。その文の一例です。

先日は貴重な時間をいただき、大変ありがとうございました。
また、料理などのおもてなしをしていただき、大変美味しくいただくことができました。
お父様、お母様の心遣いに、楽しい時間を過ごすことができたと同時に緊張がほぐれ、大変感謝しております。
○○さんとの結婚に際しましては、ご両親の貴重なお話を聴くことができ、これから二人で協力し合い、ご両親のような家庭を築いて行きたいと思っております。

お父様、お母様には今後もお教え頂くことばかりですが、今後ともご指導頂きますようお願いいたします。

まずはお礼を申し上げます。ありがとうございました。

挨拶に行った時の雰囲気が微妙だった場合

相手の両親へ挨拶に行った場合、何事も上手くいくとは限りません。初対面の場合は十分な時間もないため、お互いを理解できないまま終わることもあります。その雰囲気が微妙で、上手く自分のことを伝えることができなかった場合の御礼文の例です。

謹啓

先日はご多用にもかかわらず、貴重な時間を頂きましてありがとうございました。

○○さんのご両親にごあいさつさせて頂きまして感謝の念で一杯です。

当日は私の至らないところばかりをお見せし、恐縮しております。また、緊張の余り、十分なお話をさせて頂くことができなく、申し訳ない気持ちです。何卒ご無礼をお許しください。

このような私ですが、○○さんに相応しいパートナーになるよう更なる努力をしていく所存です。

そのためには、ご両親の指導、ご鞭撻をいただけましたら幸いです。

まずはお礼を申し上げます。ありがとうございました。
                                                謹白

以上のような例文ですが、基本的な文章の書き方としては、前文の挨拶、お世話になったお礼、今後の抱負、末文の挨拶といった内容になります。これらの御礼文は格式にこだわったものではなく、書く人の気持ちが伝わり、相手のことをしっかりと考えた文であるかが重要です。その文章ならたとえ十分なものでなくとも受け取った相手には必ず伝わるはずです。

そして御礼文は先方に送るタイミングも大事です。挨拶の時間に遅れない様にするよう、訪問した後1週間以内には出すことが礼儀となります。また、自分自身を簡単に変えることはできないことと同様、自分らしさを出した文章の方がきっと相手に自分の人柄が浸透するでしょう。文章にも自分の誠意がその言葉にしっかりと込められているかがポイントとなります。

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