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結納金の相場とは?

2015年01月30日(金)

結納金の基本!相場はいくら?断るのは失礼?

交際している相手との結婚が決まった、となると次にすることは結納ですよね。そこで気になるのが結納金です。そもそも結納金とは何か、相場はいくらなのか、様々な疑問がありますよね。大人であれば知っていないとまずい、結納金の基本をしっかり学びましょう。

結納金って何?払うのは誰?結納金の基本をおさらい

まず結納というのは、正式に婚約を調える儀式のことです。最近は結納を行うカップルは少なく、両親の顔合わせだけを行うというケースがほとんどです。とはいっても、地域のしきたりや家の慣習で行うところもまだまだありますから、結納について知っておいて損はありません。

結納金は基本的に男性側が払うものです。男性自身は貯金や収入が少ないということもあるので、男性の両親が払うというケースも多いです。男性の金銭状況に応じて、払う人は変わってきます。

また、その結納金の使い道ですが、両家の親の意向に沿う形にすることが多いです。結納は家と家を結ぶ儀式なので、親の意見が大きく反映されるのです。また、その場で半額をお返しするという決まり事もあります。しかし、これは地域の慣習によって異なります。使い道やお返しなど、どうなのかを両親に相談することをおすすめします。

いくら用意するのが普通?結納金の相場

実際の結納金の相場はいくらなのか、知らなければ全く検討がつきませんよね。最も多い結納金は100万円です。これは切りの良い数字だからということでしょう。

仲人のいない略式結納であったり、親が介入せず結婚する男性だけが結納金を払ったりするときには、30万円、50万円という場合もあります。また、末広がりの8は演技がよいということで80万円という金額もあります。正式な結納を行なうなどで高額になる場合は、200~300万円というところもあります。結納金の金額についても地域性があるものなので、きちんと相談した上で金額を決めると良いですね。

結納金を断るのは失礼にあたる?

結納金をもらう女性側としては、いきなり大金を目の前にしても困ってしまいます。また、堅苦しい儀式的なことを嫌うカップルもいます。したがって、結納金はいらないという人も多いです。しかし、結納金を断ってしまったら相手の気持ちを踏みにじることになってしまうようで失礼にあたらないか心配ですよね。

一応形式的なことはありますが、現代では結納自体を行うことも珍しいですし、結納金を断ることも少なくありません。「配慮して頂けるお気持ちは嬉しいが、するとなると色々と大変ですし、そちらがよろしければ辞退させてください」などと男性側に告げると良いですね。相手の気持ちはしっかりとありがたく受け取るという姿勢が大切です。結納はお金のやりとりではなく、これからよろしくお願いしますと両家の親が顔を合わせる場です。それを重視していると考えれば、断るのも不自然ではありません。また、事前に女性から男性に結納金はいらないということを告げておくのも良いですね。

しかし、形式としてしっかりとした結納をおこないたいという家柄もあるでしょうから、そのときはその意向に従うことも大切です。お金はあって困るものではありませんし、その気持ちに応えたいと思うのであれば受け取っても大丈夫です。

結納金を用意しなかった場合どうなる?新婦の本音とは?

逆に、女性側は当然結納をするものだと思っていたのに、それもなくただ両家顔合わせだけで、男性側からの結納金もなく非常識ではないのかと憤慨している人もいます。その後の費用など、どうしても女性側にお金がかかることが多いですから、男性側が何も出さないというのに不満な女性もいるようです。

一昔であれば、結納金を出さないのはたしかに非常識かも知れませんが、先述している通り今は結納をすることの方が稀です。まずは、カップルでお金の話をしっかりしておくことが大切です。結婚とお金は生活に直結します。結婚する前の段階でお金について話し合っておかなければ、この先もお金のトラブルは発生してしまいます。

女性としては、形式を重んじる家であれば結納金をもらうのが常識だと思っている人もいれば、堅苦しいことは苦手なのでいらないという人もいます。いろんな人がいるので、やはり両家の親の意向にも沿って、カップルが話し合うことが大切です。

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