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両家顔合わせの失敗段(9)

2015年01月30日(金)

両家顔合わせの失敗談(9)

出席者の性格やお酒がどのくらい飲めるかの配慮も必要なようです。
両家顔合わせの失敗談をご紹介します!

緊張して飲みすぎた結果、姉がベロンベロンに。

ホテルの広間で両家顔合わせの会食がありました。旦那さん(になる人)の親族が勤めるホテルで、その方にいろいろなセッティングをしていただきました。旦那さん側の親族は家父長制というか、おじいさんが権限を握っていらしてその意見は絶対という、なかなか緊張する対面です。そのおじいさんも来られるので、のほほんとした私たち家族は期待と緊張でどきどきしていました。会食が始まり、お互いの挨拶も済んで宴もたけなわになってきました。緊張していた向こうのおじいさんも、自分の意見さえ通れば問題ないようです。出てくる料理はフレンチのコースで、飲み放題のお酒もついています。私はよく飲む方ですが、今回は控えようと思っていました。私の姉はお酒に弱く、本人もそれほど飲みたがりません。ついでに言うと、美人です。ふと見ると、セッティングしていただいた親族の方が姉にお酒を勧めています。姉も勧められるままに飲んでいるようです。お酒に弱いくせに。ワインにビールに、といろんなお酒を勧められるまま飲んでしまった姉は、椅子に座ったまま酔っぱらってしまったようでした。顔に出ないので余計厄介です。妹の顔合わせなので断れないと思ったのでしょうか。少し気の弱いところもあるので。更に緊張すると酔いが回るようです。私はどきどきしながら見守っていました。幸い、とくに席が乱れることもなく会食は終わりましたが、帰りの車の中で姉は寝込んでいました。(姉は車酔いもします)途中でコンビニエンスストアに寄った時、駐車場に座りこんでいました。会食の席じゃなくて良かったです。

(34歳 女性)

よりによって大事なときに性格の悪さを発揮するなんて

彼女にプロポーズをしてお互いの両親にも紹介が終わって次は両家の顔合わせをするためにホテルのレストランで食事をすることになりました。私にはいくつかの不安要素があってひとつは私の母親がとにかく性格が悪くてちょっとしたことに反応してすぐにトラブルの中心人物になってしまうことです。顔合わせをすることが決まって以来毎日母親と連絡を取り合って絶対に会食中に揉めたりしないでくれと釘を指しておきましたが、母親は流すようにわかったわかったと言い、私自身が少し不安を抱きながら会食に臨みました。
始まりはお互いに探り探りではありましたが笑い話が出てくるくらい両家の雰囲気は順調に行っていました。しかし、あることがきっかけで母親がいつもの癖を出すことになり一気に不穏な空気となりました。原因は出された料理を持ち帰りたいと言い出してレストランのスタッフに交渉していたのですがここのホテルではそういったサービスは行っておらず母親は不機嫌そうな顔で帰ってきました。私の嫌な予感が的中して水を注ぎに来たスタッフにサービスの悪さを嫌みったらしくぶつけていました。相手の両親も明らかに引いておりしばらく沈黙が続きなんとか私と彼女が場をもりあげる努力をしましたが、結局は予定より早く会食を切り上げることになり最悪の1日でした。

(30歳 男性)

顔合わせ前に、お互いの性格を把握しておくことの大切さ

2年前に結婚を決め、両家の顔合わせを横浜市内で行いました。私の父は昔ながらの頑固おやじそのもので、相手の父親は大企業に勤めながらとても温厚・穏やかな人。果たして会話は成立するのかと心配していましたが、意外や意外、いざ顔合わせが始まると私の父が見たこともないような優しい口調で話し、こちらがびっくりするくらいでした。
失敗したのはお互いの母親の方です。どちらも、父親に日常のすべての決定権を委ね、自己主張のないタイプ。受け身のお嬢様なので、会話がまっったく盛り上がらなかったのです。先手を取って、どちらがどちらに話しかけるということができないので、すべて間に入ってとても苦労しました。事前に、母たちのプロフィールを、実の息子・娘ですらそれぞれろくに把握していなかったことが失敗の大きな原因だと思います。「お母さん、○○が好きだったよね」「今はもう好きじゃないわよ」のように、話が広がらない場面が何度も何度もありました。父親同士はすっかり意気投合して楽しそうなほろ酔いモードだというのに…母親同士の間に入り続け、ぐったりした数時間でした。いくつになっても、女性には「かまってちゃん」が多いものです。主役は私たちなのにという気持ちも湧きました。数年が経ち、今はもう仲良しになっている母親同士ですが、初対面の際は、事前の準備をし過ぎてもし過ぎることはない、と思い出す今でも強く感じています。

(33歳 女性)

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