TOP>ついに婚約を決意!>マリッジブルーかも・・・>マリッジブルー体験談(7)

マリッジブルー体験談(7)

2015年01月30日(金)

マリッジブルー体験談(7)

幸せになりたいかたこそ、幸せにしたいという気持ちから不安になってしまうマリッジブルー体験談。

男性のマリッジブルー…結納前日に訪れた危機

マリッジブルーと言えば、女性のイメージが強いですよね。結婚前の女性が、「この人で本当に大丈夫かな?」とか、「結婚はまだ早いかも…」など考えて、結婚にためらいが生じる心境。一般的なマリッジブルーのイメージは、そんな感じだと思います。
ところが、意外に男性がマリッジブルーになることも多いんだそうです。私の夫も、実はそうでした。プロポーズは彼からでしたし、まさかそんなことは想像もしなかったのですが、両親に挨拶を済ませた頃から、少し様子がおかしかったのです。心ここに在らずと言うか、式場の話など、時々上の空になっていました。でも、男性にとって結婚式は、女性ほど熱の入らないものだと言いますから、仕方ないと思っていたのです。それは、結納前日のこと。私たちは、友人のカップルと4人で食事をしていました。すると、友人の彼氏さんが「明日は結納か?おめでとう!乾杯!」と言ってグラスをあげたので、私たちも「乾杯!」と応じました。
そこまでは良かったのですが、その後、男2人は何かと言うと、「明日は結納だ!乾杯!」を繰り返し、その度にビールを飲み干していました。当然、翌日の結納の場で、彼は二日酔いのためヘロヘロ状態。私の両親は彼を気に入っているので、あまり気にしなかったみたいですが、私はハラハラしてしまいました。
後で聞くと、これから家庭を支えて行くプレッシャーに悩んでいたそうで、友人の彼氏の「乾杯!」コールに変なスイッチが入ってしまったらしいのです。
それからは気持ちも落ち着いたようで、順調に結婚の準備が進められましたが、この時は本当に驚いたものでした。

(38歳 女性)

結婚前の漠然とした不安は的中する場合があります

彼とは職場で出会い、とても積極的で話が面白く、毎日のように帰りにデートをしていました。音楽の趣味がピッタリだったので毎週のようにコンサートへ行き、帰りは必ず家まで送ってくれました。そして付き合って半年で婚約、結納も済ませました。彼のご家族は皆すてきな人で、私の家族のことも気に入ってくださり、全てがうまくいくように思えました。ただプロポーズの時に私の父が、君の会社は大丈夫なのか?と聞いたことが少しひっかかっていました。彼は外資系の銀行員。日本の大企業の研究員の父は外資系の企業を信用していなかったのかもしれません。そして婚約が済むと、新居となるところで彼が一人暮らしを始めたのですが、なんとなくイメージが変わりました。彼は全く家事ができません。しわくちゃのワイシャツが干してあるので週末に私がアイロンをかけました。そして結婚式の準備もなかなか進みません。殆ど私が式場と話し合って決めました。式にかける音楽だけは自分がやるからと彼が譲らないのでそこは任せたのですが、式の1週間前になっても決まらず、式場から催促がきました。私はもうやめてしまおうかと思い、失踪しました。1時間ほどで見つかってしまいましたが、その後も何度か失踪。結局、案ずるより産むが易しと結婚しましたが彼のだらしなさと頼りなさがほとほと嫌になり、何度か家出をしました。その後も父の心配通り彼はリストラされたりしたのですが、彼のご家族がとてもすてきな方々だったので今まで続いてしまったのだと思います。結婚って家と家のつながりでなんとかやっていけるものなんだな、とつくづく思います。

(44歳 女性)

考えすぎだったマリッジブルーと新たな彼の素顔

主人とは3年間おつきあいした後結婚を決めました。付き合って2年後くらいからお互い結婚を意識し始めたように思います。プロポーズも突然のことではなくやっとこの日が来たかという感じでした。
プロポーズされるまでは、もちろん受けるつもりでいましたが、いざプロポーズされるとその場では「はい」と返事をしたものの悩みがあふれ出てきました。その後、お互いの両親へ正式に挨拶に行ったり、式場を探しにいったりと、当たり前のことが普通に行われていく中で、さらに本当にこの人でいいのだろうか?本当にお互い幸せに暮らしていけるのだろうかとずっと不安でした。
正式に婚約した後は、彼と一緒にいると不安な気持ちになることと、結婚したら思うように友人と遊べなくなるのではないかと思い、頻繁に友達と遊びに行くようになりました。
また、結婚式の準備をしたり、新居を見に行ったりと忙しく過ごすことで少しでも不安な気持ちを忘れようと努力しました。私の不安な気持ちを察したのか結婚式を目前に控えたある日彼から、「頑張るから。幸せにするから。そんなに不安がらないで」と言ってくれたことで少し気持ちが楽になりました。
結婚生活は現実の世界で夢のような生活ではもちろんなかったけれど、そこまで悩む必要もなかったと今は思っています。主人は、ほどほどに頑張って、なんとなく幸せにしてくれています。この「そこそこ感」が良いのだろうと思います。

(32歳 女性)

0 0 0 0