友人・知人の結婚式に呼ばれたけれど、何を着ていけばいいのか分からない。「とりあえず黒スーツを着ていけばOK？」だなんて考えていませんか？
確かにそれでも問題はありませんが、最近の結婚式では「黒スーツに白ネクタイ」という定番スタイルではなく、自分なりのアレンジを加えて、よりおしゃれなフォーマルウェアを楽しむ方が増えてきました。
とはいえ、あまりに奇をてらった装いでは結婚式で浮いてしまいます。
ここでは、抑えるべき基本のスタイルを踏まえた、結婚式のトレンドコーディネートについてご紹介します。
結婚式のドレスコードが平服指定の場合は、ダークスーツやブレザースタイルの出番です。
チャコールグレーや、ミッドナイトブルーのダークスーツを一本もっていれば、観劇やコンサート、少しかしこまった食事会にも活躍しますし、
仲間内で行うカジュアルなウェディングパーティー等でも、こちらのスタイルを選べば問題ありません。
結婚式の服装は黒なのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、実は黒スーツでないといけないというルールはないのです。
むしろヨーロッパではフォーマルカラーといえばチャコールグレーやミッドナイトブルーが定番とされております。
日本はあまり色に関しての関心が高くなく、何でもかんでも黒を来てしまう傾向がありますが、最近ようやく黒以外の色も問題ないという認識が広まりました。
ここはダークスーツを用意し、現代的な着こなしを目指しましょう。
最近のトレンドはやはり細身シルエットのブラックスーツ。シャドーストライプ柄を選べば若々しい印象に。
スーツの衿幅も細身、そしてスーツの衿幅に合わせた細身のタイを合わせると、全体的にスッキリとしたスマートな印象になります。
略礼装といっても、結婚式に着て行くにはいくつかの守るべきルールがあります。
・Yシャツではなく、ドレスシャツを着る
・ジャケットをきちんと羽織る
・ネックウェアをつける（アスコットタイやネクタイ。白ネクタイでなくても良い）
上記３点以外は自由が効きますので、タイやカフス、ポケットチーフで自分らしいコーディネートを楽しみましょう。
30代～40代の方にはディレクタースーツをオススメします。
20代のうちは略礼装でも問題ありませんが、会社の役職もつき、金銭的にも余裕があるとみなされる30代、40代ともなると、単なるダークスーツでは浮いてしまう可能性があります。
ディレクタースーツはその名の通り、役員クラスの男が着るスーツ。格調高く、渋みを感じさせるスーツで大人の装いを楽しみましょう。
格調高いディレクタースーツの基本形は
・トップ：ピークトラベルジャケット（シングル一つ釦）
・ボトム：コールパンツ
・シャツ：レギュラーカラーシャツにフォーマルベスト
主賓格でない場合はカラーラインのはいったシャツを選ぶのもおしゃれです。
ボトムは基本的に厚地の礼服用パンツである「コールパンツ」が用いられます。ストライプ柄が、より体のラインを引き締めスッキリと見えます。
ディレクタースーツに合うタイは、やはり渋みを感じさせるシルバーネクタイです。
自分なりのスーツを選んだら、結婚式という華やかな場にあった小物を選びましょう。
・ラベルピン
襟元を華やかに演出するアクセサリーです。王冠や薔薇などクラシックな雰囲気のものから、ギターや熊といった遊び心や可愛らしさのあるモノまで、様々なラベルピンがあります。
自分の個性に合わせたものでも良いですし、例えば新郎や同級生と共に吹奏楽をやっていたのであれば、トランペットのラベルピンなどなど、
参列者が「なるほど」と思うようなデザインを選ぶのもオススメです。
ポケットチーフ
・ポケットチーフはタイの色と合わせるか、定番の白で。
チーフの差し込み方をアレンジするだけでも、自分らしさを演出できます。
TPOに合わせた装いを心がけながらも、遊び心を加えて大人らしいコーディネートを楽しみましょう。
