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両家顔合わせの失敗段(7)

2015年01月30日(金)

両家顔合わせの失敗談(7)

両家の認識、価値観の違いが失敗の火種に・・・両家顔合わせの失敗談をご紹介します!

顔合わせは自分達が思っているよりも大事なものだった

私達夫婦は結婚前に1年間ほど同棲生活を送りました。同棲前にはそれぞれの両親に2人で話をしに行き、両家それぞれの許可をもらっての同棲でした。私達夫婦の認識ではこの時点で「婚約」をしているつもりだったのですが、両家の親にとっては違いました。親達にとっては「結納」もしくは「両家顔合わせ」をして始めて婚約というのが当然だったようです。この為、私達の同棲についても一応の許可をくれていたものの「顔合わせも済んでいない(つまり婚約もしていない)のに」と思っていたそうです。同棲を始めた私達は許可ももらっているからとのんびりと構えていたのですが、半年ほどでしびれを切らした私の母から「顔合わせはどうなっているの?早くきちんとしなさい。」と言われてびっくりしてしまいました。私達夫婦は1、2年後に結婚する直前に一度顔合わせでもするかという考えだったので大慌てです。両家の親の都合を聞いて、地元が離れていたために夫の両親に私の地元に飛行機で来てもらうことになりました。顔合わせのお店も母親任せ、夫の両親の飛行機の手配も本人たちにまかせっきりで時間もなかったので観光の一つもしてもらわないうちにトンボ帰りをさせてしまいました。「家」の行事なのだからそれでいいのかもしれませんが、私達夫婦も既に社会人として何年も働いていたのに丸っきりの親任せでした。大人の責任として、自分達の結婚に関することなのだからもっと主体的に動けなかったのかと後悔することしきりです。とにかくあたふたしていたので今思うと夫の両親にはお土産を渡すこともしていません。私達と親世代の間の「顔合わせ」に対する認識、価値観が違ったために起きた失敗でした。

(32歳 女性)

両親が唖然とした初顔合わせ~私がいない場所で~

私と主人は、同じ会社に勤める社内恋愛→結婚でした。主人は、高校生の頃に父親を亡くし、3人兄妹で、母親しかおりません。私は、不仲な両親の元で暮らしてきました。
不仲な両親の元で暮らした原因か、私は結婚に夢もなく、結婚式すら挙げたいと思っておりませんでした。一方、主人は、片親で育ったけれども、立派に結婚式を挙げる事ができた。という事をみせたいと言っておりました。それならば!!と、結納もきちんと行おうという話し合いになり、両家顔合わせを兼ねた結納を行いました。私と両親・主人と母親の合計5名での顔合わせでした。楽しい結納が進み、婚約の品の交換も行い、お開き間近になったので、私と主人で会計を行いました。(私達の結婚式・結納・新生活の品…結婚に関わる全て、主人が片親である事、主人の下に弟と妹がいることもあり、全て、私と主人の貯金で行うことにしていたので、親からの援助は一切なしにしました。)その会計が終わり、主人と一緒に結納の部屋へ戻って行くと…私のいない場所で、主人の母が、私の両親に話をしていました。「将来、主人が定年退職したら、主人の実家がある故郷へ戻ること」「先祖代々の土地を守って行くこと」「その理由は、100年以上続く仏壇を、故郷から出したくない為であること」「私(主人の母)は、故郷を出て、主人と同居するのは、見知らぬ土地に住みたくないから断るけど、嫁の立場である場合は、嫌でも故郷へ戻ること」等々、延々と条件を付けていました。いきなり、当事者の居ない場所で話しこまれ、私の両親は、何も言えず、唖然とするばかりでした。私も、その話をしている最中に扉を開けていいものか判らず、主人も判らず、話が終わるまで、結納の部屋へは入りませんでした。主人の母は、私と主人がその話を聞いていたとは思っていないので、何も言いませんが、両家の顔合わせの席で、会計とはいえ、席を外さなければ良かったと思っております。姑と私の両親の間には、不穏な空気が流れ、結婚して15年以上経ちますが、未だに、交流はありません。

(41歳 女性)

両家顔合わせで私の父がまさかの一言…

彼の両親は、厳格なお父様と三歩下がってついて行くような優しいお母様でした。一方私の両親は、ふざける事が大好きな父とそれを見て笑ってるようなフワフワした母でした。なので会わせる前からなにかしでかしてしまわないかとても不安で、「変なこと言わないでよ?」とさんざん釘を刺しました。しかし私自身とても緊張していたので気を配ることもできずにそのまま両家顔合わせになりました。いつもと違う雰囲気、初めての場所と言うことで結構重い空気が流れていたので、気を利かせたのか私の父が世間話など彼の両親にいろいろ話かけてくれて場が和んできて感謝さえ湧いてきました。しかし安心していたそんな矢先に!父が調子に乗って「同じハゲ同士仲良くしましょう!」と言ったのです。確かにお父様も父も髪が薄いのですが、お父様の髪ネタは家族一同一番触れてはいけないことだったらしく彼もお母様も無言で下を向いていました。父はその空気に気づかずしゃべり続け、母は大笑い。お父様も笑っていましたが、完全に顔が引きつっていました。私は謝ることもできずにただただ運ばれた料理を口に運ぶことしかできませんでした。このあと父にこっぴどく説教したのは言う迄もありません。

(28歳 女性)

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