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若い時に結婚するデメリット

2015年01月30日(金)

若い結婚で何が失われる!?

若いときに結婚をすれば、その後の人生の長い時間を好きな人と一緒に過ごせるようになります。しかし、裏を返せば独身時代の自由な生き方が制限されてしまうというのも事実です。仕事や家事はもちろん、子供ができれば育児にも時間を費やさなければなりませんまた、一人の時間が減るため、独身時代のように時間に融通がきかなくなります。若いときの結婚にはどんなデメリットがあるのでしょうか?独身時代との比較を交えて検証してみましょう。

自由に使える時間が減る

結婚は単に2人で生活をするということだけではありません。夫婦で家庭を築くということは、2人で力を合わせていくということです。言い換えれば、恋人時代はパートナーには関係のなかったことも、夫婦になればすべて2人の問題になります。パートナーお互いに責任があるわけですから、隠し事はせずに適切な大人の対応をしなければならない場面も出てくるでしょう。
また、2人で生活をするとは言っても、毎日恋人同士のようにデートをして一緒に過ごす時間を楽しむだけというわけではありません。もちろん、結婚しても付き合い始めた頃の初々しさを忘れずにいることも大切です。しかし、遊び心が抜けないまま結婚し、いつもでも恋人のような感覚のままでいると結婚生活が徐々に不安定になっていくことも考えられます。また、子供ができれば親としての責任も負うことになります。
このように、結婚は自分のことだけを考えていればいいというわけではなく、パートナーや子供への責任が生まれ、自分が制約されます。当然ながら、自分が自由に使える時間も減ってしまうのです。独身生活と同じ心構えの方は、もう一度自身を見つめ直した方がよいでしょう。

キャリアとの両立が難しい

若者同士の結婚の場合は、経済的な理由から結婚後も共働きをする家庭が多く見受けられます。仕事と家事の両立も問題なくこなせる場合は、2人で協力しながら結婚生活を送るのがベストでしょう。
しかし、子供ができると状況は変わってきます。妊娠初期、女性はつわりなどの症状に悩まされるだけでなく、胎児の成長にもデリケートな影響が出ます。通勤時のストレスや職場の環境によっては、通常通りの仕事が難しくなることもあるでしょう。出産後は産後休暇や育児休暇を取って、母体を休めながら子育てをするのがベストです。
近年では、結婚後に家事に専念する主婦や主夫になる選択をしたり、男女問わず育休を取ったりすることができる社会になってきました。しかし、出産後のライフスタイルを完全に出産前と全く同じに戻すことは、夫婦どちらにとっても難しいでしょう。慣れない育児に、体力的にも時間的にも仕事との両立ができなくなることも考えられます。出産や育児は経済的な面でも、独身時代はもとより二人だけの結婚生活とも全く異なるということも念頭に置き、お互いのライフプランを確認することが大切です。

友達と疎遠になることも

実は、結婚して変わるのは自分だけではありません。特に、シングルの友人との会話では、お金や時間の使い方において価値観にズレができてしまうかもしれません。
若くして幸せムードいっぱいで結婚しても、周りの友達が自由に遊んでいる姿を目にすると、意外と羨ましさが募るものです。もちろん、結婚して自分のやりたいことができなくなるわけではないでしょう。しかし、パートナーや子供を優先させなければならない場面が増えてくる中で、友達の遊びの誘いに100%応えることは難しくなってきます。時間に融通のきく友人ならば、自分から空いている時間を見つけてコンタクトを取ることもできますが、結婚後は友達とは会う時間も思うように取れなくなるという人が多いようです。

周囲からの風当たりが厳しいことも

本人たちの意志が固まっていれば、若い二人の結婚も何ら問題はないでしょう。しかし、社会経験や収入面においてはまだ未熟であると、周りの人々から結婚に難色を示されることも少なくありません。結婚後も周囲のサポートを受けながら二人で成長していくためには、家族や周囲の人々の理解や協力が必要不可欠。風当たりが強いまま、理解を得られないうちに結婚に踏み切るのは、お互いにとってよくありません。

いかがですか?若いときの結婚は、独身生活とのギャップをデメリットと感じることが多いようです。特に、時間やお金に関する問題、出産育児への考え方について、もう一度パートナーと相談する必要があるでしょう。

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